
1906年にアメリカ/ボストンにて「Arch Support Insole(アーチサポートインソール)」の開発や偏平足等を治療する矯正靴の製造メーカーとして、その長い歴史をスタートさせた「new balance(ニューバランス)」。
クラフトマンシップやヘリテージと言ったブランド本来の魅力を体現する「1000」「900」「500」シリーズは「new balance」のアイコニックな三本柱として多くのユーザーから愛され続けるだけでは無く、普遍的な価値と魅力を保ちながらスポーツブランドとして培ったテクノロジーを融合する事で新たな展開を魅せています。
そんな「new balance」が2016年に110周年の節目を迎え、クラフトマンシップを体現しながら真摯な姿勢で作り上げたMade in U.S.A.(メイドインUSA)、Made in England(メイドインイングランド)のプロダクトを通して”Made.(メイド.)”と言うキーワードと共に世界中のユーザーにブランドフィロソフィを提唱しながら、スポーティンググッズの世界で培ったテクノロジーを実用的に反映したMade in Asia(メイドインアジア)のニュープロダクトを交えてフューチャークラシックを創造して行きます。
1985年のオリジナル当時に39,000円(アメリカでは$130)と言う驚愕の価格設定と最高級の履き心地で"スニーカー界のロールスロイス"と称されたフラッグシップモデル「1300」。
卓越した「機能性」と洗礼されたルックスは「Ralph Lauren(ラルフローレン)」氏が"まるで雲の上を歩いている様だ"とその履き心地を絶賛する等、各界の著名人から広く愛された逸品として語り継がれているだけに留まらず、その完成されたオーセンティックなデザインとカラーリングはトレンドに左右される事なくタイムレスで絶対的な価値を保ち続けています。
「機能性」の面に於いても独創的で比類なき「衝撃吸収性」と「安定性」を兼備した「Encap(エンキャップ)構造」を「ミッドソール」に初搭載した事でその機能美と履き心地は現在のタウンユースにも実用的。
2007年以降にはMade in U.S.A.やMade in Englandのカラーバリエーション拡大を図り、2010年、2015年、2020年にリリースされた日本企画の「1300JP」では、忠実に再現された「Vibram(ビブラム)」社製の「アウトソール」を搭載するだけでは無く「NBロゴ」や「Nマーク」等のディテールを可能な限りの再現。
また2020年にはMade in Japan(メイドインジャパン)の「1300JPJ」が登場する等、大きな話題を集めています。
そんな「new balance」真のフラッグシップモデルと言える不朽の名作「1300」から、現代のテクノロジーで再構築を施したニューモデル「MS1300」のシーズナルカラーがリリース。
「1300」のクラシックなシルエットを継承した今作はオリジナルカラーの差し色として使用している「スティールブルー」を基調に「ライトグレー」と「ホワイト」を採用し「アッパー」マテリアルには上質な「ヌバック」と「通気性」に優れた「ナイロンメッシュ」のコンビネーションを採用しながら、夜間の「視認性」に配慮した機能素材「リフレクター(回帰反射板)」を配置。
そしてテクノロジーを可視化してデザインするReveal Concept (リビールコンセプト)に基いて具現化された新設計の「ソールユニット」には、機能素材「Abzorb(アブゾーブ)」を新たな形で封入する事で「衝撃吸収性」と「反発弾性」を進化させる「Encap Reveal(エンキャップリビール)」を搭載しつつ「Vibram(ビブラム)」社製の「アウトソール」を組み合わせる事で「耐久性」と「グリップ性」を付加。
一世紀以上の歴史を誇る「new balance」のブランドフィロソフィが詰め込まれたフラッグシップモデル「1300」。
その伝統と歴史を紐解きながら「ヘリテージ性」を尊重しつつ、最新テクノロジーが融合したフューチャークラシックなプロダクトを足元から体感して見て下さい。