
1906年にアメリカ/ボストンにて「アーチサポートインソール」の開発や偏平足等を治療する矯正靴の製造メーカーとして、その長い歴史をスタートさせた「new balance(ニューバランス)」。
クラフトマンシップやヘリテージと言ったブランド本来の魅力を体現する「1000」「900」「500」シリーズは「new balance」のアイコニックな三本柱として多くのユーザーから愛され続けるだけでは無く、普遍的な価値と魅力を保ちながらスポーツブランドとして培ったテクノロジーを融合する事で新たな展開を魅せています。
そんな「new balance」が2016年に110周年の節目を迎え、クラフトマンシップを体現しながら真摯な姿勢で作り上げたMade in U.S.A.(メイドインUSA)、Made in England(メイドインイングランド)のプロダクトを通して”Made.(メイド.)”と言うキーワードと共に世界中のユーザーにブランドフィロソフィを提唱しながら、スポーティンググッズの世界で培ったテクノロジーを実用的に反映したMade in Asia(メイドインアジア)のニュープロダクトを交えてフューチャークラシックを創造して行きます。
そんな同ブランドのRunning(ランニング)カテゴリーの中でも1996年にリリースされた玄人好みの名作「850」のリイシューモデル「ML850」からシーズナルカラーがリリース。
1996年に発表され当時は日本での展開が無かった「850」は「安定性」を重視した長距離ランナー向けのランニングシューズとして誕生し、それまでデザインアイコンとして使用されていた「Nマーク」を取り除き「ウェビングテープ」を採用した革新的なデザインを採用する事で「サポート性」を向上。
また、コストパフォーマンスに優れた「アッパー」の素材使いに加えて「ソールユニット」には「衝撃吸収性」と「反発弾性」に特化した機能素材「Abzorb(アブゾーブ)」と「持続性」に長けた「C-Cap(シーキャップ)」を組み合わせる事により卓越した「クッション性」を発揮。
更に卓越した「安定性」を齎す軽量で堅固な「Graphite(グラファイト)」素材を使用した「Rollbar(ロールバー)」を採用する事により、足の沈み込みを防ぎながら着地時の「安定性」を提供し、世代を問わず幅広いユーザーをターゲットとした価格設定で多くのシリアスランナーが愛用しました。
今作のシーズナルカラーは90年代を彷彿とさせる"トレイルランニングシューズ"から着想を得たカラーウェイをモダンなブロッキングで再構築し「アッパー」マテリアルには「スウェード」「ナイロンメッシュ」「リフレクター(回帰反射板)」を巧みに組み合わせて具現化。
伝統と歴史を紐解き「ヘリテージ性」を尊重しながら「new balance」のブランドフィロソフィを継承し復活を遂げた「850」。
スポーツブランドとしてのテクノロジーを内に秘めながら、タウンユースとしてもそのポテンシャルを発揮する今作を足元から体感して見て下さい。