常にアスリートの意見に耳を傾ける事で様々なアイデアをインプットし、それを具現化する確かな技術力によって革新的なプロダクトを生み出し続ける「adidas(アディダス)」。
スポーツに尽力するアスリートをサポートするだけに留まらず、プロダクトを通して関わる全ての人とコミュニケーションを図る事でスポーツそのものの発展に貢献。
スポーツの根本である走る事に対する情熱は現在も冷める事が無く、最先端のテクノロジーを搭載したパフォーマンスシューズを携えてプロダクトカンパニーとして市場を活性化させています。
同ブランドの膨大な歴史を紐解いた中でも、多種多様な足元のマスターピースとして長きに渡りシーンの第一線で活躍し続ける「Stan Smith(スタンスミス)」をベースに裏原(ウラハラ)と称されるカルチャーを牽引し続けて来たアパレルブランド「A Bathing Ape(アベイシングエイプ)」を1993年に立ち上げ、現在ではファッションデザイナー・ファッションディレクター・音楽プロデューサーとしてその活躍が多岐に渡る「Nigo®(ニゴー)」氏が"過去と未来の融合"をテーマに掲げて2010年にスタートし、ヴィンテージから着想を得ながらモダンに昇華させたコレクションを展開するアパレルブランド「Human Made(ヒューマンメイド)」とのスペシャルメイクアップモデルがリリース。
1962年にトレーニングシューズとして誕生した「Tokio(トキオ)」は「アッパー」に「耐久性」に富んだ「スウェード」と「レザー」のコンビネーションを採用し、1964年に開催された東京オリンピックに於いて様々なアスリートの足元を支えた名機として現在も語り継がれています。
今作はドイツにある「adidas」のHeadquarters(ヘッドクオーター)のアーカイブルームに保管されていたオリジナルモデル「Tokio」の「アッパー」デザインを踏襲しながら、マテリアルには「伸縮性」に優れた「Primeknit(プライムニット)」を採用。
「ミッドソール」には「E-TPU(発泡熱可塑性ポリウレタンビーズ)」を一度発泡させてから成形すると言う新たな成型方法に着目した事で誕生し、高い「クッション性」と強烈な「反発性」によって弾む様な推進力を生み続け、過酷な環境下でも形状維持を可能とした「Boost Foam(ブーストフォーム)」を搭載。
更に「アウトソール」には「クッション性」が必要な箇所は粗く「安定性」が必要な箇所は細かい網目を施した「Stretchweb Outsole(ストレッチウェブアウトソール)」を採用し、素材には自動車用タイヤで培われた技術を応用して優れた「グリップ性」を発揮するドイツ発祥の「Continental(コンチネンタル)」社の「コンチネンタルラバー」を使用。
「ヒール」には「Human Made」のアイコンである「ハート型」の「ロゴマーク」を配置する等、スペシャルメイクアップモデルならではのディテールワークを魅せています。
「adidas」を語る上で決して欠かす事の出来ない要素であるRunnig(ランニング)カテゴリーのエポックメイキングのプラットフォームに更なる変化を与えた「Tokio」。
ヘリテージに敬意を払いながら「Human Made」ならではのディテールを反映した今作を足元から体感して見て下さい。