
1978年「Nike(ナイキ)」が誇る革新的なクッショニングシステム「Air(エア)」を初搭載した「Tailwind(テイルウィンド)」からスタートした「Air」の系譜。
そのテクノロジーは他のスポーツカテゴリーでも活用され「Air Force 1(エアフォース1)」を始め、様々な名作を世に送り出しました。
1987年に「Air」のビジブル化に成功した初代「Air Max 1(エアマックス1)」がリリースされ、その後も「Air Max(エアマックス)」シリーズはスニーカーバブルを生み出した「Air Max 95(エアマックス95)」や「ミッドソール」を「360°Air(360度エア)」で包み込んだ「Air Max 360(エアマックス360)」その後も毎年ニューモデルが発表され「Nike」のブランドフィロソフィを受け継ぎ、中核を担うプロダクトとして進化を続けています。
2015年には、初代「Air Max 1」のテレビコマーシャルが解禁され一般公開となった3月26日を祝うAir Max Day(エアマックスデー)がスタートし、同シリーズのプロトタイプとしてスケッチが残されていた「Air Max Zero QS(エアマックスゼロクイックストライク)」が登場し、2017年には長年に渡るチャレンジにより飛躍的な進化を遂げて遂に完成した「Air Vapormax Flyknit(エアヴェイパーマックスフライニット)」が満を持してローンチ。
そして、2018年にはライフスタイルシーンに向けて新規開発された「Air」ユニットを搭載した「Air Max 270(エアマックス270)」、2019年には更なる進化を遂げた「Air Max 720(エアマックス720)」が登場し、世界的に「Nike」のイノベーティブな姿勢を提示しました。
そんな「Air Max」シリーズの中でも圧倒的な人気を誇り、2017年に迎えた生誕20周年を経て、更なる飛躍を遂げる「Air Max 97(エアマックス97)」からシーズナルカラーがリリース。
1997年のFallシーズンにリリースされ、シリーズ初となる「Full Length Air(フルレングスエア)」のビジブル化に成功した傑作。
「前足部」に配された「Air」の範囲を拡大しながら「後足部」には、柔らかな「Air」を設置する事でバランスを取り「衝撃吸収性」と「安定性」の向上を実現。
また、インパクトのあるメタリックの「アッパー」は"Ripple(波紋)"や"Bullet Train(新幹線)"からインスパイアされた流線型のデザインを採用し、夜間の「視認性」に配慮した機能素材「リフレクター(回帰反射板)」を使用する事でランニングシューズとしてのスピード感を表現。
その先鋭的な「デザイン性」が故に保守的なユーザーからは賛否両論な意見が出る中、圧倒的な存在感を放つデザインでスニーカーシーンに衝撃を与え、ファッションコンシャスなスニーカーヘッズからは絶大な人気を博しました。
今作のシーズナルカラーは「ホワイト」をベースに「アウトソール」に「クリアソール」を用いながら「アッパー」マテリアルには「シュリンクレザー」「コットンキャンバス」「ナイロンメッシュ」「リフレクター」を巧みに配する事で当時を懐かしむスニーカーファンから昨今のスニーカーヘッズまで幅広くフィットするモデルになっています。
イノベーションカンパニーとしての「Nike」のフィロソフィを受け継ぎ、スポーツシーンやスニーカーカルチャーだけでは無く、様々なサブカルチャーに多大な影響を及ぼした「Air Max」シリーズ。
ヒストリーを体現しながら、新たな付加価値を放つ今作を足元から体感して見て下さい。