
ある人は"彼はマイケルジョーダンの姿をした神"だと表現し、並外れた身体能力が生み出す彼の滞空時間の長さから"Air(エア)"の異名を持つ等、世界最高峰のアメリカプロバスケットボールリーグであるNBA(ナショナルバスケットボールアソシエーション)史上、最も愛されているリビングレジェンド「Michael Jordan(マイケルジョーダン)」氏。
「Air Jordan(エアジョーダン)」シリーズの初代である「Air Jordan 1(エアジョーダン1)」のリリースから2020年で生誕35周年を迎え、シグネチャーモデルとしてだけでは無く「Jordan Brand(ジョーダンブランド)」として不動の地位を確立しています。
そんな益々の盛り上がりを魅せる歴代「Air Jordan」シリーズの中でも世代を問わずスニーカーヘッズからのプロップスを集める「Air Jordan 3(エアジョーダン3)」のシーズナルカラーがリリース決定。
1988年にシューズデザイナー「Tinker Hatfield(ティンカーハットフィールド)」氏によりデザインされ「Air Jordan」シリーズでは初となる「Visible Air(ビジブルエア)」を搭載しながら"夕日をバックにマイケルジョーダンがダンクをする姿"を象った「Jumpman Logo(ジャンプマンロゴ)」を初めて使用した歴史的名作。
1988年に開催されたNBAオールスターゲームにて、スラムダンクコンテスト受賞やMVP獲得など、数々の偉業を成し遂げたシーズンに着用し、世界規模のムーブメントを巻き起こした事でも有名です。
また1989年に公開されブルックリンを舞台に人種間の凄絶な戦いを通して、人種差別を描いたDo The Right Thing(ドゥーザライトシング)など、ブラックカルチャーの旗手として注目を集めた映画監督「Spike Lee(スパイクリー)」氏をPRキャラクターに採用した事でその人気は更に飛躍。
近年リリースされて来た復刻モデルの「ヒール(踵)」には「Jumpman Logo」を採用していましたが、オリジナルスペックである「Nike Air Logo(ナイキエアロゴ)」を再現したモデルがリリースされる等、その人気は衰える事を知りません。
通称"Red Cement(レッドセメント)"と呼ばれる今作は、2020年にNBAオールスターゲームが開催されるシカゴを本拠地とするChicago Bulls(シカゴブルズ)のチームカラーから着想を得ながら「ヒール(踵)」にはオリジナルモデル同様のスペックである「Nike Air Logo(ナイキエアロゴ)」を再現する等、当時を懐かしむスニーカーファンから昨今の「Air Jordan」シリーズに慣れ親しんでいるスニーカーヘッズまで幅広くフィットするモデルとなっています。
誕生から記念すべき35周年を迎えた今も常に歩みを止めず常に新たな進化を魅せる「Jordan Brand」。
そんなシグネチャーモデルアイコンのフィロソフィを受け継ぎ、モダンな存在意義を再提案する今作を足元から体感して見ては如何でしょうか。