1986年に「南カリフォルニア州」で活躍していたスケーターのトリック名がブランドネームの由来となり「BILL MANN(ビルマン)」氏と「GEORGE YOHN(ジョージヨーン)」氏によって誕生した「AIRWALK(エアウォーク)」。
スケーターの「LEE SMITH(リースミス)」氏がスケートシューズとしてのプロダクトを発表して以来、瞬く間にスケートシーンに於ける代名詞にまで成長を遂げました。
80年代後半から90年代初頭には「JASON LEE(ジェイソンリー)」氏や「TONY HAWK(トニーホーク)」氏等、実力派スケーターのサポートを開始。
更にBMXやマウンテンバイク用シューズを加え、スケートシューズブランドから新しい時代のアクションスポーツギアブランドを引率する旗手としての地位を確立。
その後、若年層にスケーターカルチャーを定着させる為に"カジュアルであると同時にスポーツウェアとしても通用する快適さを持つ"と言うコンセプトを掲げ「ACTIVE CASUAL(アクティブカジュアル)」カテゴリーを発表して規模を拡大して行きます。
1999年夏に開催された「AIRWALK」がスポンサーを務める「X GAMES(エックスゲームズ)」では「BUCKY LASEK(バッキーラセック)」氏「ANDY MACDONALD(アンディマクドナルド)」氏「BRIAN FOSTER(ブライアンフォスター)」氏「JAY MIRON(ジェイミロン)」氏「DENIS DERAMMELAERE(デニスデラメラエレ)」氏と言った契約プロスケーター達が軒並みゴールドメダルを3つ、シルバーメダルを4つ獲得。
スケートシューズブランドとしての力を余す事なく発揮し、スケート史に「AIRWALK」の名を刻みました。
そして、2000年に入りオフィシャルホームページ「Channel A(チャンネルA)」がスタートし、情報に敏感な世代へ向けてのインターネットを通じた情報発信やコミュニケーションを積極的に行いながら次世代へのアプローチを進めて現在に至り、近年では「日本企画」である「AIRWALK CLASSICS(エアウォーククラシックス)」から「ENIGMA 1991(エニグマ1991)」「JIM TENNIS 1994(ジムテニス1994)」「DESERT BOOTS(デザートブーツ)※旧称RIPPLE BOOTS(リップルブーツ)」そして、2017年には「VIC OG(ビックオリジナル)」「DISASTER OG(ディザスターオリジナル)」がオリジナルモデルを可能な限り再現し復刻。
更に「US企画」では、シンプルで確かな物作りで表現される数多くのプロダクトが世界中のファンから高い評価を得る「STAPLE DESIGN(ステイプルデザイン)」のクリエイティブデザイナー「JEFF STAPLE(ジェフステイプル)」氏がディレクターを務める等、様々な話題を集めています。
そんな「AIRWALK」に於ける定番モデル「ONE(ワン)」をベースに「JEFF STAPLE」氏がディレクションを手掛けたシーズナルモデルに続き「日本企画」として、オリジナルモデルを可能な限り再現した「ONE OG(ワンオリジナル)」からシーズナルカラーがリリース決定。
1992年にリリースされた「ONE」はスケートシューズとしてリリースされながら、その「汎用性」の高いデザインや豊富なカラーバリエーションでリアルユースだけでは無く、タウンユースとしても多くのユーザーから愛された名作。
今回はインパクトのある「オレンジ」をベースにシンプルな「ブラック」を配色した当時から高い人気を誇るオリジナルカラーの一つである通称"SQUEEZE(スクウィーズ)"を採用。
また、オリジナルモデルを解体しながら「アッパー」パターンを一から引き直し「ラスト(靴型)」の調整や「アウトソール」の形状等、細部に至るまで当時のディテールを可能な限り再現しながら、見えない所にモダナイズドされたアップデートを施す等、当時を懐かしむスニーカーファンから昨今のスニーカーヘッズまで、幅広くフィットするモデルに昇華されています。
今も尚、コアなファンからの絶大な支持を受ける「AIRWALK」の名機「ONE」。
そんなアイコニックなスタイルを現代に蘇らせた逸足を足元から体感して見て下さい。