
イノベーションカンパニーとして新たな時代を築き上げながら画期的なプロダクトを生み出し、色褪せる事の無いマスターピースを常に送り出す「Nike(ナイキ)」。
世界的なスポーツの祭典が東京で行われる事で更なる注目が集まる2020年も最新鋭のテクノロジーを紡ぎ上げたイノベーティブモデルを始め、其々の時代を彩った各カテゴリーを代表するエポックメイキングの復刻や、サステナブルな視点を持ったユーティリティモデルを携えて新たな歴史を刻んでいます。
創業者である「Bill Bowerman(ビルバウワーマン)」氏が、朝食時に使用していた"Waffle Maker(ワッフルメーカー)"から着想を得て誕生した「Waffle Sole(ワッフルソール)」を発表。
その後の1977年には発明家であった「Frank Rudy(フランクルーディー)」氏が「ミッドソール」に「Air Bag(エアバッグ)」を埋め込むと言うアイデアを「Nike」創設者の一人「Phil Knight(フィルナイト)」氏に提案し、そのプロトタイプで試走した時からスタートを切った画期的なクッショニングシステム「Air(エア)」。
ベアフットトレーニングの概念で開発され、素足に近い足の動きで未知の筋力トレーニングを可能とした「Free(フリー)」。
「Nike」が独自に開発した素材を用い、相反する「衝撃吸収性」「反発性」「軽量性」「耐久性」ネクストレベルのクッショニングを形にした「React Form(リアクトフォーム)」等、其々の時代に於いて先鋭的なクッショニングテクノロジーの数々を具現化。
また「ソールユニット」のイノベーションだけでは無く「アッパー」テクノロジーの進化にも尽力し、廃材利用のアイデアを元にそれまでのスポーツシューズとは一線を画した「デザイン性」と「機能性」を兼備した「Woven(編み込み)」テクノロジーや、近年では「軽量性」と「通気性」を高次元で融合する事で史上最軽量と謳われる「Hyperfuse(ハイパーフューズ)」。
そして、シリアスランナーからのフィードバックをヒントに最新のニッティング製法で形にした「Flyknit(フライニット)」テクノロジーを発表し、スニーカーシーンに数々の衝撃と革新を与えて来ました。
そんな画期的なイノベーションの数々でスポーツシーンを牽引し続ける「Nike」から、メキシコの民族的な履き物である"Huarache Sandal(ワラチサンダル)"からインスパイアされた「Huarache Fit Sistem(ハラチフィットシステム)」を搭載し1991年にリリースされた「Air Huarache(エアハラチ)」のスペシャルパッケージがリリース決定。
「Huarache Fit System」が生み出す「フィッティング性」を最大限に生かして完成した「Air Huarache」は、その独創的な機能美でスニーカーシーンに衝撃を与え、このテクノロジーは「a.c.g.(オールコンディションギア)」を始め、Running(ランニング)カテゴリーやBasketball(バスケットボール)カテゴリー等、様々なカテゴリーで数々の名作を輩出。
特にライトウェイトモデルとして1993年にリリースされた「Air Huarache Light(エアハラチライト)」は「フィッティング性」を損なう事無く「軽量性」に重点を置いて開発され、シリアスランナーからも注目を集めながら特徴的なカラーリングでタウンユースに於いても絶大な支持を受けました。
創業者である「Bill Bowerman(ビルバウワーマン)」氏の元、University of Oregon(オレゴン大学)で陸上競技を行い、卒業後は建築家として歩みを進めながら1981年に「Nike」に入社。
後にプロダクトデザイナーへと転身し、数え切れない程のエポックメイキングを輩出したシューズデザイナー「Tinker Hatfield」氏。
そんな同氏が手掛けた名作「Air Huarache」と、1987年に「Air」を内蔵するシューズデザインを探求しパリにある建築物「Centre Pompidou(ポンピドゥーセンター)」からインスパイアされ誕生した「Air Max 1」のDNAをクロスオーバーさせた今作のスペシャルモデルは「Air Huarache」をベースに「Air Max 1」のセカンドカラーとマテリアルを融合。
ヒストリカルでありながらモダンな印象を与える今作は当時を懐かしむスニーカーファンから昨今のスニーカーヘッズまで幅広くフィットするモデルになっています。
現在でも多くの支持を得る90年代を代表するエポックメイキングとして語り継がれる「Air Huarache」。
ヒストリーを体現しながら、新たな魅力を放つ今作を足元から体感して見て下さい。