
イノベーションカンパニーとして新たな時代を築き上げながら画期的なプロダクトを生み出し、色褪せる事の無いマスターピースを常に送り出す「Nike(ナイキ)」。
東京で世界的なスポーツの祭典が行われ注目を集める2020年も最新鋭のテクノロジーを紡ぎ上げたイノベーティブモデルを始め、其々の時代を彩った各カテゴリーを代表するエポックメイキングの復刻や、サステナブルな視点を持ったユーティリティモデルを携えて新たな歴史を刻んでいます。
創業者である「Bill Bowerman(ビルバウワーマン)」氏が、朝食時に使用していた"Waffle Maker(ワッフルメーカー)"から着想を得て誕生した「Waffle Sole(ワッフルソール)」を発表。
その後の1977年には、発明家であった「Frank Rudy(フランクルーディー)」氏が「ミッドソール」に「Air Bag(エアバッグ)」を埋め込むと言うアイデアを「Nike」創設者の一人「Phil Knight(フィルナイト)」氏に提案し、そのプロトタイプで試走した時からスタートを切った画期的なクッショニングシステム「Air(エア)」。
ベアフットトレーニングの概念で開発され、素足に近い足の動きで未知の筋力トレーニングを可能とした「Free(フリー)」。
「Nike」が独自に開発した素材を用い、相反する「衝撃吸収性」「反発性」「軽量性」「耐久性」ネクストレベルのクッショニングを形にした「React Form(リアクトフォーム)」等、其々の時代に於いて先鋭的なクッショニングテクノロジーの数々を具現化。
また「ソールユニット」のイノベーションだけでは無く「アッパー」テクノロジーの進化にも尽力し、廃材利用のアイデアを元にそれまでのスポーツシューズとは一線を画した「デザイン性」と「機能性」を兼備した「Woven(編み込み)」テクノロジーや、近年では「軽量性」と「通気性」を高次元で融合する事で史上最軽量と謳われる「Hyperfuse(ハイパーフューズ)」。
そして、シリアスランナーからのフィードバックをヒントに最新のニッティング製法で形にした「Flyknit(フライニット)」テクノロジーを発表し、スニーカーシーンに数々の衝撃と革新を与えて来ました。
そんな画期的なイノベーションの数々でスポーツシーンを牽引し続ける「Nike」に於いて「Air」の歴史をスタートさせた「Air Tailwind(テイルウィンド)」のオリジナルスペックを再現しながらリイシュー した「Air Tailwind 79(テイルウィンド79)」のシーズナルカラーがリリース。
一週間に1000マイル以上を走るランナーに向け開発され「Long Distance(ロングディスタンス)」シューズとして1976年に誕生した「LD-1000(ロングディスタンス1000)」にアップデートを加え、1978年「ソールユニット」と「トゥ」をV字のシャープなデザインに改良しリリースされた「LDV(ロングディスタンスブイ)」。
更に発売された翌年には当時世界中のランナーが信頼を寄せていた1966年創刊のRunner's World(ランナーズワールド)でFive Star(五つ星)を獲得した名作です。
そんな名作達のディテールを継承しながら「ミッドソール」に優れた「衝撃吸収性」を誇る「Air」を埋め込む事で革新的なトラクションを魅せた「Air Tailwind」。
それまで「ミッドソール」の「耐久性」で課題の多かったランニングシューズ市場に於いて「PU(ポリウレタン)」を使用する事で飛躍的な改善を齎しつつ「Waffle Sole」を組み合わせる事で多くのランナーの足元を支えた名機として語り継がれています。
今作は1985年リリースの「OMEGA FLAME(オメガフレイム)」を彷彿とさせる「バーガンディ」と「イエロー」のコンビネーションを用いながら、マテリアルには「スウェード」「メッシュ」「ナイロンメッシュ」「シュリンクレザー」を巧みに配する事で当時を懐かしむスニーカーファンから昨今のスニーカーヘッズまで幅広くフィットするモデルになっています。
イノベーションカンパニーとしての「Nike」のフィロソフィを受け継ぎ、スニーカーカルチャーに於いても多大な影響を及ぼした「Air Tailwind」。
その歴史を継承しながら「Nike」のヒストリーを体現する今作を足元から体感して見て下さい。