1892年、西フランス/プソージュと言う村の靴職人であった「Patrick Beneteau(パトリックベネトー)」氏が息子達と靴を作り始めた事を起点とするブランド「Patrick(パトリック)」。
フットボールスパイクを中心としたスポーツ市場での高評価を経て1980年代にはフットボールフランス代表のエースとして活躍し、その輝かしい実績と唯一無二のプレイスタイルから"将軍"とも称されたスーパースター「Michel Platini(ミッシェルプラティニ)」氏にスパイクをサプライするまでに成長を遂げます。
「Patrick」の象徴とも言える「後足部」の「ダブルスラッシュ(二本線)」を1972年頃から採用した事でスポーツの枠に留まらず、ヨーロッパ全土のファッショニスタへと人気の広がりを魅せて更なる愛用者を増加させました。
同ブランドは1978年より日本での本格展開を開始し、実用的な「機能性」は元より"足元のメイクアップ"をコンセプトとしたスタイリッシュなアイテム群を揃えてタウンユースの定番ブランドとして質に拘るリピーターを獲得し続けています。
そんな長い歴史に裏打ちされた実績と伝統を誇る「Patrick」と、2010年にスタートし「Gap(ギャップ)」「Vainl Archive(ヴァイナルアーカイブ)」「Hombre Niño(オンブレニーニョ)」等とのコラボレーションでも話題を集め続ける東京発のスケートボードフィルムクルー「Diaspora Skateboards(ディアスポラスケートボーズ)」が提案するスペシャルメイクアップモデルがリリース。
今作は1992年にリリースされていたフットボールスパイク「Laudrup(ラウドルップ)」のデザインを踏襲しながらスケート仕様にエレベートを施し具現化。
「アッパー」マテリアルには「耐久性」に優れた肉厚な「姫路レザー」を採用しながら「オーリーガード」部には強度を高める為のトリプルステッチ仕様や、抜群の「衝撃吸収性」を提供する「カップインソール」そして「アウトソール」には「耐磨耗性」を強化し「グリップ性」や「屈曲性」を高める事で履き心地を向上させる等、パフォーマンスシューズとしてスケートボーダーの「創造性」を高めるだけでは無く、タウンユースに於いても実用的に作用してくれる逸足に昇華。
更に「シュータン」と「ヒール」には「Diaspora Skateboards」の「グラフィック」や「フォント」を配する等、スペシャルメイクアップならではのディテールを魅せています。
また今モデルは現在のスニーカーシーンでは稀な日本で製造されており、細部のディテールに至るまで職人の丹精を尽くした技巧、そして数々の拘りが詰め込まれ具現化されています。
ブランドフィロソフィを継承するフットボールスパイク「Laudrup」に実用的なファンクションを盛り込みつつ「Diaspora Skateboards」のエッセンスを織り交ぜる事で新たな進化を魅せる今作をスケートは勿論、様々なシーンで活用して見て下さい。