1982年にリリースされ、空前のエアロビクスブームと相まって爆発的なヒット商品となった「FREE STYLE(フリースタイル)」を皮切りに「THE PUMP TECHNOLOGY(ポンプテクノロジー)」を搭載した「INSTA PUMP FURY(インスタポンプフューリー)」や「エアチェンバー」内の空気が体重の移動により流動する事でスムーズな足運びをサポートすると共に、類い稀な「反発性」と「クッショニング性」を発揮する「DMX(ディーエムエックス)」等、各時代ごとに新たなコンセプトやテクノロジーを搭載したニューモデルを発表し、市場に送り出して来た「Reebok(リーボック)」。
様々なプロダクトを市場に投下すると共に、様々なブランドやアーティストとのコラボレートモデルを発表し、スポーツとファッションの架け橋としての重用な役割を担って来ました。
そんな同ブランドから1987年にリリースされ「FITNESS(フィットネス)」カテゴリーに於ける名作として知られる「WORKOUT(ワークアウト)」。
メンズフィットネスシューズとしてリリースされながらウェイトトレーニングやジョギング、そしてエクササイズ等、多目的なワークアウトにフィットするパフォーマンスシューズとして人気を博した名作。
その後も優れた「耐久性」と「グリップ性」からスケートシューズとしても愛用される等、カテゴリーの枠を飛び越え様々なシーンで活躍。
2012年には"25th ANNIVERSARY(25周年)"を迎え「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」を始めとした世界中のキーアカウントから構成される「CERTIFIED NETWORK(サーティファイドネットワーク)」より「WORKOUT PLUS」をフィーチャーし、個々のアイデンティティを反映させたコラボレーションモデルが世界連動プロジェクトでリリースされる等、大きな注目を集めました。
そんな名作をスケーターが愛用していたストーリーを踏まえ、実用的なアップデートを施して具現化された「WORKOUT LOW CLEAN FVS(ワークアウトロークリーンFVS)」をベースに「イギリス」のスラングで"綿埃(ワタボコリ)"を意味する"FLAPH(フラフ)"をブランド名に掲げ、2015年にブランド創立"15th ANNIVERSARY(15周年)"を迎えたストリートブランド「FLAPH(フラフ)」と、数多くのブランドとのコラボレーションモデルや別注モデルのデザインを手掛けるだけでは無く、世界プロジェクトから国内インラインのディレクションまで多岐に渡りスニーカープロジェクトに携わり具現化し続ける「国井 栄之(クニイシゲユキ)」がクリエイティブディレクターを務める「mita sneakers」とのコラボレーションモデル「WORKOUT LOW CLEAN FVS FXM(ワークアウトロークリーンFVSフラフxミタスニーカーズ)」がリリース決定。
1990年に「イギリス」へと渡り「ロンドン」のストリートカルチャーに多大な影響を及ぼしたスケートショップ「SLAM CITY SKATES(スラムシティスケート)」に所属し、そのストリートシーンで培った経験を糧に2000年に帰国した際に「立木 輝樹(タツキテルキ)」氏がデザイナーとしてスタートした「FLAPH」。
そんな「FLAPH」のアニバーサリーイヤーを記念して、コラボレーションプロジェクトが立ち上がった今作は「FLAPH」の代名詞とも言える"アシンメトリー(左右非対称)"をテーマに掲げてカラーリングを配置。
「アッパー」には上質な「ピッグスキンスウェード」を使用し「衝撃吸収性」や「耐久性」に特化した「オープンセルポリウレタン」を採用し、常に履き心地の良いドライ感を保ちながら無数のミクロの空気穴から湿気を逃がし「通気性」や「防臭性」に優れる「OrthoLite(オーソライト)」の「インソール(中敷き)」にアップデートした事で、更なる実用的な「機能性」も考慮されています。
更に「シュータン」の「織りネーム」には「FLAPH(左足)」と「mita sneakers(右足)」の「ロゴマーク」を配置し「インソール(中敷き)」には両者にとって旧知の仲であり、様々な分野でフリーハンドの"絵"を提供している絵描き「sneakerwolf(スニーカーウルフ)」氏が書き下ろした「FLAPH」と「mita sneakers」の「Kanji-graphy(カンジグラフィー)」を刻印し、エクスクルーシブモデルならではのディテールが細かな部分まで反映されています。
各時代に新たなテクノロジーを市場に投下して来た「Reebok」のフィロソフィを継承した不朽の名作「WORKOUT」。
そんな名作のブランドフィロソフィを継承しながら「FLAPH」のバックボーンと「mita sneakers」ならではのディテールを紡ぎ上げた今作からコラボレーション本来の意味や意義を感じ取って見て下さい。