1882年にフランス/ロミリー・ショエルセーヌにて、同国初のスポーツブランドとして創業した「le coq sportif(ルコックスポルティフ)」。
フランスの国鳥である雄鶏をブランド名やアイコンとして用いながら1951年より世界三大ツールの1つであるLe Tour De France(ツールドフランス)のスポンサーを開始し、1960年代後半から1980年代後半に掛けてオフィシャルサプライヤーを務めました。
ブランド生誕130周年の節目を迎えた2012年にはマイヨジョーヌ(個人総合優勝)・マイヨヴェール(ポイント賞)・マイヨアポワ(山岳賞)・マイヨブラン(新人賞)の四賞ジャージ製作を担当。
近年ではグローバルで選定されたキーアカウントとのコラボレーションを始め、フランス由来のデザインソースを織り交ぜたシーズナルモデル等、ブランドとしての幅を魅せています。
そんな同ブランドが独自の視点で厳選したパートナーとタッグを組み生み出されるコラボレートモデルやブランドフィロソフィを紐解き、その歴史を現代に再生したコレクションを展開する世界プロジェクト「Le Club(ルクラブ)」より、1970年代にリリースされグローバル企画のみで展開されていた名作「Quartz(クオーツ)」のシーズナルカラーがリリース。
リリース当初の「Quartz」は当時の最新テクノロジーを搭載し「安定性」と「快適性」に特化したランニングシューズとしてのスタビリティは勿論の事、そのシンプルな「デザイン性」で好調なセールスを記録しました。
通称"Vintage Pack(ヴィンテージパック)"と呼ばれる今作のシーズナルカラーは「ホワイト」を基調に「ベージュ」「ネイビー」を細部に配置。
「アッパー」マテリアルには「ナイロンメッシュ」「スウェード」「スムースレザー」を採用しながら「ミッドソール」には経年変化を表現した「エイジング加工」を施し、スニーカーヘッズからファッションコンシャスな方まで幅広くフィットする一足に仕上がっています。
「フランス」生まれならではの独創的な「デザイン性」で老若男女を問わず定評がある「le coq sportif」。
そんなブランドフィロソフィを反映した名機をベースに現代的なリノベートを施した今作を足元から体感して見て下さい。