
常にアスリートの意見に耳を傾ける事で様々なアイデアをインプットし、それを具現化する確かな技術力によって革新的なプロダクトを生み出し続ける「adidas(アディダス)」。
スポーツに尽力するアスリートをサポートするだけに留まらず、プロダクトを通して関わる全ての人とコミュニケーションを図る事でスポーツそのものの発展に貢献。
スポーツの根本である走る事に対する情熱は現在も冷める事が無く、最先端のテクノロジーを搭載したパフォーマンスシューズを携えてプロダクトカンパニーとして市場を活性化させています。
同ブランドの膨大な歴史を紐解いた中でも、多種多様な足元のマスターピースとして長きに渡りシーンの第一線で活躍し続ける「Campus(キャンパス)」をベースに裏原(ウラハラ)と称されるカルチャーを牽引し続けて来たアパレルブランド「A Bathing Ape(アベイシングエイプ)」を1993年に立ち上げ、現在ではファッションデザイナー・ファッションディレクター・音楽プロデューサーとしてその活躍が多岐に渡る「Nigo®(ニゴー)」氏が"過去と未来の融合"をテーマに掲げて2010年にスタートし、ヴィンテージから着想を得ながらモダンに昇華させたコレクションを展開するアパレルブランド「Human Made(ヒューマンメイド)」とのスペシャルメイクアップモデルがゲリラリリース決定。
1970年初期にリリースされた「Tournament(トーナメント)」の後続モデルとして1983年にトレーニングシューズ「Campus」。
リリースされてから80年代後半に至るまで長期に渡り生産が継続されMade in France(フランスメイド)を始め、諸外国で製造された事で数多のカラーウェイが存在しながらストリートカルチャーとリンクした様々なエピソードも「Campus」の人気を支える由縁の1つ。
1982年にデビューを果たし、ファーストアルバムでビルボード1位を獲得する偉業を成し遂げたブルックリン出身の「Beastie Boys(ビースティボーイズ)」はアメリカで「Campus」がブレイクする切っ掛けを作ったオールドスクーラー。
1992年に発表され「Eric Haze(エリックヘイズ)」氏がグラフィックを手掛けた傑作Check Your Head(チェックユアヘッド)のヴァイナルジャケットでの「Michel "Mike D" Diamond(マイケル"マイクD"ダイヤモンド)」氏のルーズな履き込なしや「Adam "MCA" Yauch(アダム"エムシーエー"ヤウク)」氏が魅せたネルシャツとのコーディネイトはあまりにも有名。
その後もヒップホップカルチャーと共に密接な関係を築き上げ、90年代には様々なサブカルチャーを牽引したストリートアイコンだけでは無く、スケートボードなどのアクションスポーツシーンでも愛用される等、現代まで色褪せる事無く輝き続ける定番モデルに昇華。
昨今では80年代に生産されたモデルのフォルムやディテールを忠実に再現し具現化した「Campus 80s(キャンパス80S)」をベースに「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」が提案した「Campus 80s Mita(キャンパス80Sミタ)」が「adidas Originals for mita sneakers(アディダスオリジナルスフォーミタスニーカーズ)」から継続リリースされ話題を集めました。
今作のコラボレートモデルは「Campus」のカラーウェイでもアイコニックな存在である「グレー」を採用しながら「スリーストライプス(3本線)」に"Gears For Futuristic Teenagers"の「フォント」を配置。
更に「ヒール」には「Human Made」のアイコンである「ハート型」の「ロゴマーク」を配する等、スペシャルメイクアップモデルならではのディテールワークを魅せています。
スタンダードとは時代やユーザーと共に変化するものであり「adidas」を語る上で決して欠かす事の出来ないプロダクト「Campus」。
ヘリテージに敬意を払いながら「Human Made」ならではのディテールを反映した今作を足元から体感して見て下さい。