オリジナルモデルは、1968年に開催された「メキシコオリンピック」陸上競技200mにて金メダルを獲得しながらも黒人種差別に抗議したパフォーマンスが引き金となり、金メダルを剥奪された陸上選手「TOMMIE SMITH(トミースミス)」が表彰台に上がる際に着用していたトレーニングシューズをベースに、1973年、当時「NBA(ナショナルバスケットボールアソシエーション)」の強豪チームであった「NEW YORK KNICKS(ニューヨークニックス)」にて目覚しい活躍で脚光を浴び、コート外でも独自のファッションセンスで当時のファッション誌の表紙を飾る等、多くのファンを魅了し、引退後には「NEW YORK KNICKS」時代の背番号「10」の永久欠番や、バスケットボール殿堂入り等の偉業を成し遂げた往年の名プレーヤー「WALT FRAZIER(ウォルトフレイジャー)」のシグネチャーモデルとして発売されたクラシックコートの名作「CLYDE(クライド)」。
モデル名の由来は「WALT FRAZIER」の愛称であった「CLYDE」から付けられており、「WALT FRAZIER」との契約終了後にも継続生産され、当時インターナショナル品番のみでモデル名すら無かったこの「ブラッチャー(外羽)」タイプの"スエードモデル"が、いつしか「PUMA SUEDE(プーマスエード)」と呼ばれるようになる等、「Puma」のクラシックコートモデルの礎を築いたモデルでもあります。また、80年代のオールドスクールヒップホップシーンやスケートシーンといったサブカルチャーやファッションアイコンにも多大な影響を与え、スタイル・年代・サブカルチャーを問わず世界中のスニーカーヘッズに今も尚、愛され続けている不動の定番モデルとなっています。
そして今作、2010年SUMMERシーズンのNewカラー「CLYDE SUN(クライドサン)」がリリース。「アッパー」素材には従来の「スエード」素材とは異なる「プレミアムスエード」素材を採用し、「フォームストライプ(プーマライン)」を「プリント」で表現。更には「ソール」部に「ヴィンテージ加工」を施し、"デッドストック"の様な風合いを再現した既存のモデルとは一線を画した1足へと昇華されています。現在に至るまで多彩なカラーリングやマテリアル仕様が発表され、時代を彩り多くのファンを虜にしてきたクラシカルコートモデル「CLYDE」のリヴィジョンをこの機会に堪能して見ては如何でしょうか。