1882年にフランス/ロミリー・ショエルセーヌにて、同国初のスポーツブランドとして創業した「le coq sportif(ルコックスポルティフ)」。
フランスの国鳥である雄鶏をブランド名やアイコンとして用いながら1951年より世界三大ツールの1つであるLe Tour De France(ツールドフランス)のスポンサーを開始し、1960年代後半から1980年代後半に掛けてオフィシャルサプライヤーを務めました。
ブランド生誕130周年の節目を迎えた2012年にはマイヨジョーヌ(個人総合優勝)・マイヨヴェール(ポイント賞)・マイヨアポワ(山岳賞)・マイヨブラン(新人賞)の四賞ジャージ製作を担当。
近年ではグローバルで選定されたキーアカウントとのコラボレーションを始め、フランス由来のデザインソースを織り交ぜたシーズナルモデル等、ブランドとしての幅を魅せています。
そんな同ブランドより「LCS TR II(ルコックスポルティフトレーナー2)」から"Halloween(ハロウィン)"をモチーフにしたシーズナルモデルがリリース。
様々なカテゴリーで培ったパフォーマンスシューズのテクノロジーを集約して1997年にリリースされた「LCS TR」は確かな「ホールド性」を促す「アッパー構造」を始め「後足部」の「安定性」を向上させる「リアスタビライザー」そして「ソールユニット」には悪路でも高い「グリップ性」を発揮する「テトラポットブロックアウトソール」を搭載し、その実用的な「機能性」でタウンユースに於いても高評価を受けました。
そんな「LCS TR」のディテールを復刻再現しながら、現代のテクノロジーでブラッシュアップさせた「LCS TR」はラストから見直す事で更なる「フィット性」を具現化させながら「ミッドソール」には「軽量性」と「クッション性」に優れた「EVA(エチレンビニルアセテート)」を採用。
そして「オープンセルポリウレタン」を使用する事で常に履き心地の良いドライ感を保ちながら、無数のミクロの空気穴から湿気を逃がし「通気性」や「防臭性」に優れる「OrthoLite(オーソライト)」社製の「インソール」を搭載する事でオリジナルモデルのシルエットを維持しながらライフスタイルスニーカーとして実用的なアップデートを加えています。
毎年10月31日にお化けや魔女等に仮装した子供達がカボチャの中身を刳り抜き、その中に蝋燭を灯したJack O Lantern(カボチャお化け)を持ってTrick or Treat(お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ)と唱えながら、近所を訪ね歩くと言った民間行事として定着した"Halloween"からインスパイアされた今作のシーズナルモデルは巧みな配色と素材使いでデザインソースを独創的に表現した一足に仕上がっています。
フランス生まれならではの独創的な「デザイン性」で老若男女を問わず定評がある「le coq sportif」。
そんなブランドフィロソフィを反映した名機をベースに現代的なリノベートを施した今作を足元から体感して見て下さい。